つわりの相談でも当店で多いのはよだれつわりのご相談です。
先日もO・Sさん(38歳)からよだれつわりのご相談がありました。
O・Sさんは3人目をご妊娠中。 1人目も2人目もよだれつわりに悩まされ出産まで続いたという経験があります。
三人目こそ、つわりから解放してあげないといけません。
妊娠前から胃腸機能があまり丈夫ではなかったO・Sさん それも手伝ってか舌には白い苔がしっかりついています。
朝晩関係なく出てくるよだれにうんざり 温まった後には嘔吐してしまうこともあるとか・・・
そんな急性期のOさん。 まずはあふれてくるよだれの症状を軽くして あげないといけません。
そもそもつわりってどうして起こるのでしょうか?
中医学的には大きく分けて2つがあります。
・妊娠すると”衝脈”という背中の経絡の”気”が回らなくなってしまい
胃を圧迫してしまい吐き気が出てしまう≪脾胃虚弱≫
・赤ちゃんがおなかの中にいると、赤ちゃんに栄養を与えようと血液が
子宮にたまります。すると血液をためている”肝臓”の中の血液が少なくなります。
少なくなった”肝臓”は元に戻そうとして”肝の経絡”が盛んになります。
肝の経絡は胃を挟んだところにあるため、胃を攻撃してしまい嘔吐をしてしまう
≪肝胃不和≫。
Oさんのケースの場合、胃腸の機能がもともと弱かったこともあり、≪脾胃虚弱≫タイプ。
五苓散や胃腸薬を合わせて服用してもらいました。
そして、1週間ほどすると効果がでてきて
『漢方薬を飲み始めて症状が治まってきました』
何とも嬉しい限りです。
今後はもともと弱い胃腸を元気にして、つわりで減ってしまった体重を戻してあげましょう!
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